佐田岬E-BIKEガイドツアー
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佐田岬E-BIKEガイドツアー
- 所要時間
- 約3時間
- 実施時期
- 通年
- 体験人数
- ~4人
- 関連するSDGs
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日本屈指のみかん産地で本場の景色と味を。
八幡浜市の海岸線に沿って広がるみかんの段々畑は、「愛媛・南予の柑橘農業システム」として「日本農業遺産」に認定されています。その他に類を見ない急傾斜地に設置されたみかんの段々畑が織り成す光景は壮大のひと言で、その光景を存分に楽しむため、スポーツタイプの電動アシスト自転車「E-BIKE」によるサイクリングツアーをご用意しました。
※「E-BIKE」(イーバイク)というのは、クロスバイクやマウンテンバイクに電動アシストユニットを搭載した自転車です。
体験の流れ
安全や行程の確認をします。ヘルメットを着用して、E-BIKEの操作を習い練習します。体調や体力を確認してから出発します。途中自然や歴史について説明を受け、まわりの景色を楽しみながら進みます。ゴールに着いたら感想をまとめます。
SDGs学習のアプローチ例
八幡浜市を含む南予地域は、柑橘王国・愛媛県の屋台骨を担う一大柑橘産地です。複雑に入り組んだ海岸線一帯に広がる、他に類を見ない急傾斜地に設置された柑橘園地は、壮大で独特な景観を形成しています。労働の負担を減らすために段々畑をつくり、暴風垣を設置することで海からの塩害リスクを軽減するほか、高い栽培技術や様々な品種の適地適作など、持続的に経営するための工夫やノウハウが存在しています。生産者が結束して主体的・戦略的な産地づくりを進める「共選」組織など、独特の社会基盤やストックが存在し、過酷な条件下での小規模家族経営による経営の継続と高い収益の確保を実現しているほか、次世代育成や労働力の確保、海外への技術支援や国際的な認証取得にも積極的に取り組んでいます。また、急傾斜地に築かれた段々畑は、その側面に石積みの壁(石垣)を設けることにより、土壌の流亡、海への流入を軽減する役割を果たし、自然環境の保全に貢献しています。石垣は植物にとっては厳しい環境ですが、それゆえ外来種の侵入が阻まれ、地域の在来希少植物の格好の生育環境となり、生物多様性を保全するうえで重要な役割を果たしています。
その世界に誇る応用可能な農業システムが評価され、2019年2月、「愛媛・南予の柑橘農業システム」が日本農業遺産に認定されました。その特異な地形条件下で高いサステイナビリティを有する特徴的な園地について学ぶことで、「持続可能な農業」や「海洋資源の保全」「陸域生態系の保護」について深く考えることができます。
*日本農業遺産とは…日本において重要かつ伝統的な農林水産業を営む地域(農林水産システム)を農林水産大臣が認定する制度で、全国の認定数は14県15地域になります(2019年3月現在)。
また、南予地域に大きな爪痕を残した平成30年7月豪雨災害では、土砂崩れや河川の氾濫により、園地の崩落や樹体の流出など甚大な被害を受けましたが、地域が一体となって産地の復興に向けて取り組んでいます。その側面から、「気候変動及びその影響」について考えることもできます。
さらに、八幡浜市ではみかん収穫期の労働力確保のため、都会の若者を中心に「みかんアルバイター」の募集を行っていますが、農家のなかにはアルバイターをホームスティさせることが困難なお宅も多く、宿泊場所の確保が大きな課題となっています。そのような課題にも触れることで、「持続可能な農業」について考えるきっかけをつくります。
関連するSDGsとターゲット
■目標2 飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(ターゲット4) 2030年までに、生産性を向上させ、生産量を増やし、生態系を維持し、気候変動や極端な気象現象、干ばつ、洪水及びその他の災害に対する適応能力を向上させ、漸進的に土地と土壌の質を改善させるような、持続可能な食料生産システムを確保し、強靱(レジリエント)な農業を実践する。
■目標13 気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(ターゲット3) 気候変動の緩和、適応、影響軽減及び早期警戒に関する教育、啓発、人的能力及び制度機能を改善する。
■目標14 持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
(ターゲット1) 2025年までに、海洋ごみや富栄養化を含む、特に陸上活動による汚染など、あらゆる種類の海洋汚染を防止し、大幅に削減する。
(ターゲット3) あらゆるレベルでの科学的協力の促進などを通じて、海洋酸性化の影響を最小限化し、対処する。
■目標15 陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
(ターゲット4) 2030年までに持続可能な開発に不可欠な便益をもたらす山地生態系の能力を強化するため、生物多様性を含む山地生態系の保全を確実に行う。
- ■受入地域
- 八幡浜市
- ■服装・準備品
- ・ジャージ上下などの長袖・長ズボンで、汚れてもよいかっこう
・運動靴
・タオル
・水筒・飲み物 - ■備考
- ・雨天時は代替プログラムを実施







