枡づくり体験
枡づくり体験
- 所要時間
- 3時間
- 実施時期
- 通年
- 体験人数
- 4~8人
- 関連するSDGs
-
日本人の暮らしに息づく「枡」について学ぶ。
「枡」は現在、日本酒を飲むときや豆まきのときに使われていますが、もともとは尺貫法の単位である「合」「升」「斗」を量るための道具、つまり計量器として使われてきました。その歴史は1300年にも及び、主に食料品の目方を量る際に用いられ、日本人の暮らしには欠くことのできないものでした。今では計量器としての役割はほぼなくなりましたが、枡の単位は「一合炊き」や「一升瓶」「一斗缶」として私たちの暮らしに息づいています。この体験では、そんな日本人の生活に寄り添ってきた枡について学ぶとともに、国産ヒノキの香りを感じながら、オリジナルのマイ枡づくりに取り組みます。
体験の流れ
安全や工程の確認をし、道具の準備をします。枡の歴史について説明を受けます。インストラクターの指導を受けながら、枡づくりに取り組みます。終了したら後片付けをして感想をまとめます。
SDGs学習のアプローチ例
枡の材料には「ヒノキ」が使われますが、愛媛県はヒノキの生産量が全国でもトップレベルのヒノキ産地になっています。南予地域では特に内子町、大洲市、西予市で林業従事者数が多く、愛媛県のヒノキ生産を支えています。一方で、日本は戦後ヒノキやスギの拡大造林を一斉に進め、今その収穫期を迎えていますが、木材輸入の自由化を背景に安価な外材(外国産の木材)の需要が高まり、国産材の価格は落ち続け日本の林業経営は苦しくなってきました。間伐等により森林を整備し主伐(収穫のための伐採)をしても採算がとれないことから、林業離れが進み森林の荒廃が目立つようになっています。このような状況下で、国産材の利用拡大に向けた取り組みについて学ぶことで、「持続可能な生産消費形態」について考えるきっかけをつくります。
また、日本の森林面積は国土の約67%を占め、そのうち約40%が人工林とされています。人工林は天然林と異なり、間伐など適切な管理が行われなければ木が十分に地中深くまで根を張れず、“天然のダム”の役割を果たせずに土砂崩れが起こりやすくなります。人工林の管理がいかに森林の保護にとって必要であり、土石流などの自然災害防止に重要であるかを学ぶことで、「気候変動及びその影響」や「持続可能な森林の経営」について考えるきっかけをつくります。
関連するSDGsとターゲット
■目標12 持続可能な生産消費形態を確保する。
(ターゲット8) 2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフスタイルに関する情報と意識を持つようにする。
■目標13 気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(ターゲット3) 気候変動の緩和、適応、影響軽減及び早期警戒に関する教育、啓発、人的能力及び制度機能を改善する。
■目標15 陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
(ターゲット4) 2030年までに持続可能な開発に不可欠な便益をもたらす山地生態系の能力を強化するため、生物多様性を含む山地生態系の保全を確実に行う。
- ■受入地域
- 内子町
- ■服装・準備品
- ・ジャージ上下などの長袖・長ズボンで、汚れてもよいかっこう
・タオル
・飲み物 - ■備考
- ・雨天実施
・持ち帰り:自作品
■個人旅行での受入も可
<お問合せ先>
・内子手しごとの会(内子町)…TEL 0893-44-7776



