藍染め体験

藍染め体験

所要時間
3時間
実施時期
通年
体験人数
4~8人
関連するSDGs

シルクの町で「ジャパン・ブルー」を体感する。

「藍染め」は日本人の生活に深く根づき、「藍」は、武士の時代には「縁起の良い色」として好まれました。また、明治時代には「ジャパン・ブルー」と呼ばれ、日本を象徴する色として称えられました。「シルクの町」として知られる西予市野村地区では古くから養蚕業が発展し、西日本唯一の製糸工場を併設した「シルク博物館」があります。この体験では、シルク博物館で一枚の白いハンカチを使って藍染めに挑戦します。一部をゴムで縛ったり、中にビー玉を入れたり、折り紙のように折りたたんだりして染めると、思いもよらない不思議な模様が浮かび上がります。世界に一枚しかない自分だけの作品を作ることができます。

体験の流れ

安全や工程の確認をします。養蚕や藍染めの歴史や技法について学んだ後、道具の準備をします。見本を見ながら工程ごとに指導を受けて作っていきます。完成したら、後片付けをして感想をまとめます。

SDGs学習のアプローチ例

野村地区の養蚕は明治初期に始まり、四国山脈から流れ出る河川周辺の肥沃な土地が桑園に適していたことと、高い収益性から急速に発展しました。恵まれた風土の中で飼育された繭と高度な製糸技術から生産される「伊予生糸」(いよいと)は、白い椿のような気品のある光沢と、かさ高でふんわりと柔らかい風合いが特徴で、「カメリア」(白椿)の名で商標登録され、その品質は国内外で高く評価されています。

一方で、西予市の養蚕業は衰退の一途をたどっており、新たな担い手の確保や蚕の餌として必要な桑の増産を図る取り組みが続けられています。養蚕業の歴史や生産の際に使用する道具などを見学し現状を学ぶことで、「持続可能な農業の推進」について考えることができます。

また、シルク博物館では全国で唯一、町内で生産した繭からの糸作り・染色・手機織りまでの全工程を指導する「染織講座」を開講しており、絹織物の歴史と文化、伝統的な技術を学べる貴重な場となっています。このような活動に触れることで、「地域文化の振興や産品販促」について考えるきっかけをつくります。

関連するSDGsとターゲット

■目標2 飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(ターゲット3) 2030年までに、土地、その他の生産資源や、投入財、知識、金融サービス、市場及び高付加価値化や非農業雇用の機会への確実かつ平等なアクセスの確保などを通じて、女性、先住民、家族農家、牧畜民及び漁業者をはじめとする小規模食料生産者の農業生産性及び所得を倍増させる。
■目標8 包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(ターゲット9) 2030年までに、雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業を促進するための政策を立案し実施する。

■受入地域
西予市
■服装・準備品
・ジャージ上下などの長袖・長ズボンで、汚れてもよいかっこう
・タオル
・水筒・飲み物
■備考
・雨天実施
・持ち帰り:自作品