甘夏の収穫体験

甘夏の収穫体験

所要時間
3時間
実施時期
5~6月
体験人数
4~10人
関連するSDGs

ほどよい酸味が心地よい、爽やかな味わいを楽しむ。

愛南町の温暖な気候を生かした柑橘栽培のさきがけとなったのが「甘夏」で、愛南町では50年以上前から栽培がおこなわれています。甘夏は、酸味が少なく糖度が高いのが特徴で、3月~5月に旬を迎えます。爽やかな味わいは根強い人気があり、日本一の生産量を誇る「愛南ゴールド(河内晩柑)」とともに、愛南町を代表する柑橘となっています。そんな甘夏を栽培する農家さんのもとで収穫体験に取り組み、旬の味覚を味わうことができます。

体験の流れ

安全や行程の確認をし、道具の準備をします。甘夏の栽培方法や品種について学び、指導を受けて収穫作業を行います。作業が終わったら片付けをして感想をまとめます。

SDGs学習のアプローチ例

南予地域の柑橘栽培は、「愛媛・南予の柑橘農業システム」として日本農業遺産に認定されています。愛南町の特産である甘夏も、このシステムを利用して生産されています。南予地域のリアス式海岸に面した急峻な地形を生かした段々畑で収穫体験を行うことで、「持続可能な農業」や「海洋資源の保全」「陸域生態系の保護」について学ぶことができます。また、愛南町のJAえひめ南では高齢化により管理が厳しくなった農地を借り上げ、甘夏栽培を行っています。この園地では、果皮がまだ青い状態の直径3~5cmの未熟果実を7月頃に収穫します。この未熟果実は乾燥させて「枳実(きじつ)」という漢方の原料として用いられ、平成24年から製薬会社に出荷されています。このような取組についても触れることで、「持続可能な農業」や「持続可能な生産消費形態」について考えるきっかけを作ります。

関連するSDGsとターゲット

■目標2 飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する
(ターゲット3) 2030年までに、土地、その他の生産資源や、投入財、知識、金融サービス、市場及び高付加価値化や非農業雇用の機会への確実かつ平等なアクセスの確保などを通じて、女性、先住民、家族農家、牧畜民及び漁業者をはじめとする小規模食料生産者の農業生産性及び所得を倍増させる。
(ターゲット4) 2030年までに、生産性を向上させ、生産量を増やし、生態系を維持し、気候変動や極端な気象現象、干ばつ、洪水及びその他の災害に対する適応能力を向上させ、漸進的に土地と土壌の質を改善させるような、持続可能な食料生産システムを確保し、強靭(レジリエント)な農業を実践する。
■目標12 持続可能な生産消費形態を確保する
(ターゲット3) 2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。
(ターゲット8) 2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフスタイルに関する情報と意識を持つようにする。
■目標14 持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
(ターゲット1) 2025年までに、海洋ごみや富栄養化を含む、特に陸上活動による汚染など、あらゆる種類の海洋汚染を防止し、大幅に削減する。
(ターゲット3) あらゆるレベルでの科学的協力の促進などを通じて、海洋酸性化の影響を最小限化し、対処する。
■目標15 陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
(ターゲット4) 2030年までに持続可能な開発に不可欠な便益をもたらす山地生態系の能力を強化するため、生物多様性を含む山地生態系の保全を確実に行う。

■受入地域
愛南町
■服装・準備品
・ジャージ上下などの長袖・長ズボンで、汚れてもよいかっこう
・運動靴
・帽子・タオル
・水筒・飲み物
■備考
・雨天時は代替プログラムを実施。
・持ち帰り:収穫物(民泊先まで)

■個人旅行での受入も可
<お問合せ先>
・漁家民宿「大内浦」(愛南町)…TEL 0895-75-0502