竹林整備・里山保全体験
竹林整備・里山保全体験
- 所要時間
- 約3時間
- 実施時期
- 通年
- 体験人数
- 8〜20人
- 関連するSDGs
-
持続可能な自然と調和したライフスタイルに触れる。
日本の森林は、かつて人が手入れすることで環境が保たれ、「里山」としてその豊富な資源が人々の生活を支えてきました。しかし時代が進み、里山の資源を使う機会と管理をして生活する人が減った結果、美しい里山の風景が失われてきています。そのような里山の環境を守るため、竹林整備に取り組んだり、里山を利用する文化や技術について学びます。
体験の流れ
安全や行程の確認をします。里山の機能と生態系について学びます。道具の準備をします。指導を受けながら竹林整備などの作業に取り組みます。終わったら後片付けをして感想をまとめます。
SDGs学習のアプローチ例
南予地域では近年「放置竹林」が大きな問題になっています。近接する森林に侵入拡大した竹林は里山の景観を損ね、有害鳥獣の被害拡大や水資源かん養機能など公益的機能の低下が懸念されています。これに対して愛媛県では、特定の地域の放置竹林を伐採し、広葉樹へ樹種転換を図るモデル事業を進めています。このような取組を紹介することで、「持続可能な生産消費形態」や「生物多様性を含む山地生態系の保全」への理解を深めることができます。
また、南予地域に大きな爪痕を残した平成30年7月豪雨災害では、土砂崩れなどによって里山も大きな被害を受けましたが、地域が一体となって復興に向けて取り組んでいます。その側面から、「気候変動及びその影響」について考えることもできます。
また、松野町では、2015年に「森の国まきステーション」を設立し、間伐材の買取りを始めました。町民なら誰でも出荷できるのが特徴で、松野町産の間伐材を受け入れ、買取価格の半分は町内の登録店舗で使える商品券、残りの半分は現金で支払われ、地域活性化にも貢献しています。また、薪の出荷先は地元の温泉施設を中心に道の駅や農林公社、ふるさと返礼品等に広がりを見せており、薪の普及と活用によって森林整備の促進や里山環境の整備、林家所得の向上を図り、林業の担い手育成や森林資源の活用を促進する役割を担っています。このような取組に触れることで、「小規模生産者の所得向上」について考えるきっかけを作ります。
関連するSDGsとターゲット
■目標2 飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(ターゲット3) 2030年までに、土地、その他の生産資源や、投入財、知識、金融サービス、市場及び高付加価値化や非農業雇用の機会への確実かつ平等なアクセスの確保などを通じて、女性、先住民、家族農家、牧畜民及び漁業者をはじめとする小規模食料生産者の農業生産性及び所得を倍増させる。
■目標12 持続可能な生産消費形態を確保する。
(ターゲット8) 2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフスタイルに関する情報と意識を持つようにする。
■目標13 気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(ターゲット3) 気候変動の緩和、適応、影響軽減及び早期警戒に関する教育、啓発、人的能力及び制度機能を改善する。
■目標15 陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
(ターゲット4) 2030年までに持続可能な開発に不可欠な便益をもたらす山地生態系の能力を強化するため、生物多様性を含む山地生態系の保全を確実に行う。
- ■受入地域
- 八幡浜市、西予市、松野町
- ■服装・準備品
- ・ジャージ上下などの長袖・長ズボンで、汚れてもよいかっこう
・運動靴
・雨合羽上下
・帽子・タオル
・水筒・飲み物 - ■備考
- ・雨天時は代替プログラムを実施






