相撲体験&酒蔵見学
相撲体験&酒蔵見学
- 所要時間
- 3時間
- 実施時期
- 通年
- 体験人数
- 8人
- 関連するSDGs
-
相撲と酒蔵を通して“まちづくり”について考える。
西予市野村町は、「相撲の町」として知られ、毎年、九州場所終了後、2日間にわたって「乙亥大相撲」(おといおおずもう)が開催されています。招聘された大相撲の関取や幕下以下の力士のほか、小学校から大学、実業団までの選手が出場します。プロの力士とアマチュアの社会人大会や学生相撲の実績のある選手による取組もあり、プロとアマの選手が直接対戦する全国唯一の大会となっています。この体験では、そんな相撲の町で地元力士から相撲を教わるとともに、新たな地域振興の拠点として活用されている「緒方酒造」を見学することで、地域に根づいた“まちづくり”についての理解を深めます。
体験の流れ
安全や行程の確認をして、体調や体力を確認してから開始します。乙亥相撲の歴史や資料館を見学し、乙亥会館の本土俵での相撲甚句体験や写真撮影、練習場での相撲体験をします。その後で、文化交流拠点として活用されている老舗の酒蔵を見学します。最後に感想をまとめます。
SDGs学習のアプローチ例
乙亥大相撲は、幕末の1852年に起きた大火の際に、火災がないことを願って相撲を奉納したのが始まりで、戦争や西日本豪雨災害が起きた時でも途切れることなく続けられてきました。平成30年7月の西日本豪雨では、上流の野村ダムが緊急放流した後に野村町中心部を流れる肱川が氾濫し、乙亥大相撲の会場として親しまれていた乙亥会館も1階部分が完全に水没し大きな被害に遭いました。乙亥会館は2020年春に復旧し、秋には災害伝承展示室が開設され、西予市の地形や災害の歴史、西日本豪雨災害時の様子や復興に向けた取組などをパネルや写真で紹介し、災害の記憶を伝える「語り部」の養成も進めており、市や住民が一体となって災害の経験を後世に伝える取組が行われています。
また、野村の中心部に位置する1753年創業の「緒方酒造」は、先祖には乙亥大相撲の創始者などもおり、野村町の歴史に深く関わってきました。しかし、平成30年7月の西日本豪雨で大きな被害を受けて廃業を余儀なくされました。これを受けて、愛媛大学や大阪大学、地元の地域おこし団体などが連携し、廃業になった老舗の酒蔵を文化交流拠点として活用する取組を続けています。酒蔵は「緒方らぼ」と命名され、伝統ある酒蔵の歴史を残して後世に語り継いでいくとともに、復興する町の新たな拠点としての役割を担っています。「緒方らぼ」では、これまで行ってきた阪神大震災や東日本大震災での災害復興とまちづくりの取組を紹介する文化講座やコンサート、落語会を開催し、官民学一体となった地域振興を目指しています。これらの事柄に触れることで、「災害に強いまちづくり」や「気候変動とその対策」について深く学びます。
関連するSDGsとターゲット
■目標11 包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(ターゲット3) 2030年までに、包摂的かつ持続可能な都市化を促進し、全ての国々の参加型、包摂的かつ持続可能な人間居住計画・管理の能力を強化する。
■目標13 気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(ターゲット1) 全ての国々において、気候関連災害や自然災害に対する強靱性(レジリエンス)及び適応の能力を強化する。
(ターゲット3) 気候変動の緩和、適応、影響軽減及び早期警戒に関する教育、啓発、人的能力及び制度機能を改善する。
- ■受入地域
- 西予市
- ■服装・準備品
- ・ジャージ上下などの長袖・長ズボンで、汚れてもよいかっこう
・タオル
・水筒・飲み物 - ■備考
- ・雨天実施



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