うちわづくり体験
うちわづくり体験
- 所要時間
- 3時間
- 実施時期
- 通年
- 体験人数
- 4~10人
- 関連するSDGs
-
いかざきの大凧にも使われる凧和紙でつくるマイうちわ。
内子町では毎年5月5日、町最大の伝承行事で400年の歴史を誇る「いかざき大凧合戦」が開催されています。生まれてきた子どもが元気で健やかに成長するようにと、大凧に子どもの名前を書いて空高く舞い上げたのがそもそもの始まりで、現在では小田川を挟んで約500統の大凧が空中に乱舞する勇壮な行事になっています。「五十崎凧博物館」には、合戦に使用される「けんか凧」をはじめ、日本の凧はもちろん世界各地の凧が常時約400点ほど展示されています。この体験では、その所蔵品を見学するとともに、凧用の手すき和紙を使った「うちわづくり」に取り組むことで、内子町の歴史と文化に触れます。
体験の流れ
安全や行程の確認をし、凧博物館の所蔵品を見学します。道具の準備ができたら、「いかざき大凧合戦」や内子の和紙づくりについて説明を受けます。インストラクターの指導を受けながら、うちわづくりに取り組みます。終了したら後片付けをして感想をまとめます。
SDGs学習のアプローチ例
「いかざき大凧合戦」の凧和紙は、大正初期創業の「天神産紙」(てんじんさんし)の工場で手すきでつくられています。古くから和紙づくりが盛んな内子町では、最盛期には小田川沿いに製紙工場が立ち並び、400人を超える職人が働いていましたが、大量生産の波に押されて衰退し、わずか2人にまで減少しました。そこで2008年、五十崎地区に創業した「五十崎社中」は「天神産紙」と手を組み、この伝統産業を復活させるとともにさらに発展・普及させるための取り組みをスタートさせました。薄く伸ばした金属箔で模様を描くフランスの伝統技法・ギルディングを大洲和紙に施した「ギルディング和紙」や、糸状の紙を木枠に編み込んでから漉くことで濃淡を生んだ「こより和紙」を開発し売り出すと、日本国内だけでなくフランスやイギリスの展覧会にも出品され高評価を得るなどして、「大洲和紙」は再び脚光を浴びることになりました。職人が守り抜いてきた伝統を継承するとともに、積極的な商品開発で雇用を確保していくこのような取り組みについて学ぶことで、「働きがいのある仕事」や「雇用創出」「産品販促」などについて考えるきっかけをつくります。
関連するSDGsとターゲット
■目標4 すべての人々への包括的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する。
(ターゲット4) 2030年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事及び起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。
■目標8 包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(ターゲット9) 2030年までに、雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業を促進するための政策を立案し実施する。
- ■受入地域
- 内子町
- ■服装・準備品
- ・ジャージ上下などの長袖・長ズボンで、汚れてもよいかっこう
・タオル
・飲み物 - ■備考
- ・雨天実施
・持ち帰り:自作品
■個人旅行での受入も可
<お問合せ先>
・五十崎凧博物館(内子町)…TEL 0893-44-5200



