雅楽あそび

雅楽あそび

所要時間
約3時間
実施時期
通年
体験人数
4~15人
関連するSDGs

1300年の歴史ある神社で雅楽を学ぶ。

西暦717年に創建され、「八幡浜」(やわたはま)の地名の由来になった神社「八幡神社」(はちまんじんじゃ)で、世界最古のオーケストラ「雅楽」の演奏や専用の装束の着付けが体験できます。使う楽器は、天から差し込む光を表す「笙」(しょう)、地上の音・人の声を表す「篳篥」(ひちりき)、天と地の間を行き交う籠の声を表す「龍笛」(りゅうてき)のいずれかを選べます。

1300年の歴史を誇る八幡浜市の八幡神社は、全国約25,000社ある八幡神社の中で4番目に古い八幡神社といわれています。「神社」は「お寺」と並んで強く日本文化を感じられる場所ですが、そのちがいは何でしょうか?簡単にいうと、「神社」は日本古来の信仰である「神道」の施設で、「お寺」は飛鳥時代日本に伝来した「仏教」の宗教施設です。神道と仏教は一時期は一体のものとして扱われていましたが、明治時代に「神仏分離」が行われ、現在は別のものと見なされています。

「雅楽」は1200年以上の歴史を持つ日本の古典音楽の一つで、海外でも非常に高く評価されてきています。日本古来の儀式音楽や舞踊などに、仏教が伝来した飛鳥時代から平安時代初めにかけ、同じく大陸からもたらされた音楽や舞が融合し、平安時代に日本独自の様式に整えられたといわれています。奈良時代以降、宮廷はもちろん、寺院や神社において雅楽が盛んに演奏され、1000年以上、京都・奈良・大阪の専門の演奏家によって伝承され続けました。そして明治時代には、宮内庁式部職楽部が創設され雅楽を伝承しています。

体験の流れ

境内を案内しながら手水を行い、拝殿前にて参拝します。装束を着付けして御祈祷を受けます。雅楽の説明の後、インストラクターの生演奏を聴きます。3種類の楽器のいずれかを選んで、実際に指導を受けて演奏に挑戦します。練習を積んで一曲通しで演奏するのが目標です。最後に感想をまとめます。

SDGs学習のアプローチ例

前述の宮内庁式部職楽部の楽師が演奏する雅楽は、1955年に国の重要無形文化財に指定されました。楽部楽師は重要無形文化財保持者に認定され、千数百年の伝統ある雅楽を正しい形で保存するよう日々研さんしています。さらに、宮内庁式部職楽部の演奏する雅楽は、2009年、ユネスコ無形文化遺産保護条約「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に記載決議がなされ、これにより今後伝承されていくべき日本の伝統文化として国際的にも認知され、歴史的・芸術的にも世界的価値を有することになりました。そのような背景を紹介することにより、「文化の持続可能な開発への貢献」について考えるきっかけをつくります。

関連するSDGsとターゲット

■目標8 包括的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(ターゲット9) 2030年までに、雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業を促進するための政策を立案し実施する。

■受入地域
八幡浜市
■服装・準備品
・ジャージ上下などの長袖・長ズボン
・タオル
・水筒・飲み物
■備考
・雨天実施

■個人旅行での受入も可
<お問合せ先>
・榊(さかき)雅楽会(八幡浜市)…TEL 0894‐22‐0384